技術力向上のための取り組みについて
弊社では地元茨城のまちづくりを担う建設コンサルタント企業として、また変化し続ける社会をリードする一人の技術者として、日々研鑽を重ね、その技術力を向上させています。
社内での講習はもちろんのこと、業界団体が行う研修への参加・講師派遣、他地域への視察訪問など社内外問わず積極的に展開しています。
社内講習会
社内の講習会では経験豊富なベテラン社員を講師に、関係法令の把握から実務上の課題とその対応策などを実例ベースで共有し、技術継承を図っています。この他に若手社員同士での勉強会やICT関係の勉強会も定期的に開催されており、それぞれの業務について、あるいはGISや3次元設計などの専門ソフト・機器の操作テクニックを共有することで技術力の向上を図っています。
特に弊社は企画・計画・設計・測量と業務領域が広いため、各個人の業務経験も多岐にわたっています。それらの経験や学びをいかに蓄積・共有・活用するかが組織としての課題であり、それらを有機的に繋ぐことができるのが弊社の強みでもあります。
また、技術士やRCCM(シビルコンサルティングマネージャー)、土地区画整理士、測量士など、資格取得に向けた各種の勉強会も開催しており、技術者の育成に注力しています。
視察
前回の視察では、栃木県宇都宮市・芳賀町、千葉県柏市・流山市を訪問しました。
宇都宮市と芳賀町では新市街地の形成に合わせてLRT(ライトレールトランジット)と呼ばれる新たな公共交通網「芳賀・宇都宮LRT」を整備し、市街地間の公共交通ネットワークを確保する事業を実施しています。
今後、既成市街地であるJR宇都宮駅西側への整備も検討されており、新市街地での実施とはまた異なるハードルがあると考えられるため、今後の展開が気になる事業です。
千葉県柏市では、「公・官・民が連携した次世代のスマートシティ」をテーマに開発された柏北部中央地区を中心に視察しました。つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅周辺を歩くと、生活に必要な施設がコンパクトに揃いつつ、調整池を親水空間に整備した「柏の葉アクアテラス」をはじめとした憩いの場も整備されており、ウォーカブルタウンの実現に向けた多くの工夫を学ぶことができました。
引き続き、技術力向上のための取り組みを積極的に展開し、社会に貢献して参ります。