人にも個性、まちにも個性
居心地がよく、賑わいのあるまちなか
これからのまちづくりは「どう使うか」という視点がとても重要です。私たちは、まちの個性に新たなアイデアを掛け合わせることで魅力的なまちづくりをデザインします。例えば、まちなかの公共空間を活用したマルシェ。今の環境を活かしつつ、より居心地がよく、自然とまちなかに出たくなるような仕掛けを提案します。
「ここに住みたい!」と思わせる仕掛人
住みやすい住環境づくり
あなたはどんなところに住みたいですか?実は住みやすい住宅地にするためには色々な工夫がされています。例えば、「地区計画」という都市計画制度により、美しいまち並みをつくるための敷地や建物のルールを定めたり、住民が交流できる共有空間を確保したり、安心して暮らせる住環境をデザインします。
美しい日本の原風景を守る
持続可能な地域づくり
日本の原風景が息づく農村地域でも将来にわたって暮らし続けることができるよう、私たちは地域を取り巻く課題を捉え、持続可能な地域づくりを支援します。例えば、生活サービス機能の集約化、地域住民の活動・交流拠点の強化、交通ネットワークの形成など、生活を総合的に支える仕組みとして「小さな拠点」づくりにも貢献しています。
まちなかに潤いのある空間を
魅力的な都市の緑地・公園づくり
緑が多いと何となく落ち着きませんか?都市と緑にまつわる話で、緑が一定量あることにより「清涼感が高まる効果」、「アメニティ(快適性)が高まる効果」、「疲労感をやわらげる効果」などがあるとされ、心理的によい影響を与えるというものがあります。まちなかに適量の緑と親水空間を配置し、快適でみんなに愛される、そんな魅力あふれる都市や公園を計画・設計します。
クルマと人のいい関係を「道路」でつくる
地域性を活かした道路設計
道路は、安全に通行できることを最優先に整備されています。また一方で、道路は私たちの生活空間の中で身近な共有空間でもあります。ときに賑わいやまち並みなど、地域のアイデンティティを考慮し、歩道は広く車道は狭く見える視覚的な仕掛けなど、わざと車が走りにくく、歩く人にやさしい道路を設計することも大切になります。このように安全性を考慮しながら、地域の特性を活かした道路を設計します。
最新の技術を導入
まちづくりのための調査
まちづくりには、現在のまちの状況がどのようになっているのか、広い範囲を正確に詳しく調べることが必要です。そのような時に力を発揮するのがICTを活用した調査や分析です。例えば、UAV(無人航空機:ドローンなど)や3Dデータ、GIS(地理情報システム)など、最新の技術を積極的に採用しています。また、災害時にはこれらの技術を最大限に活用し、被害状況の確認や被災現場の測量など、復旧に向けた調査にも対応しています。